大学で学んだ知識が生かせること、世界初に関われることから、当社に興味を持ちました。会社を訪問したときに感じた、穏やかな雰囲気にも魅かれました。
最初の配属先は技術部。当社の技術は、社内で黙々と作業をするのではありません。営業社員の打ち合わせに同行したり、設置や試運転でお客さまの元を訪ねたりします。やることが多いだけに、学ぶこともたくさん。だから当社の技術は、10年たって一人前と言われるのです。
転機が訪れたのは入社3年目。
いきなり営業へ異動する話が出たのです。まさに青天の霹靂。
技術を極めたいという思いがあったので随分悩みました。しかし、営業に同行した先輩社員が私の接客態度を見て「営業向き」と太鼓判を押してくれたと聞き、考えが変わりました。折角のチャンス。チャレンジしようと思ったのです。

技術畑でしたから、お客さまと話していて、どこをどうすれば良いか見当がつく。先を見越せるのは大きな強みだと思います。図面もパッと取り出して対応できるので、お客さまに対応の早さを喜ばれます。逆にお叱りを受けたこともありますが、先輩たちがお客さまとの関係をしっかりと作ってくださっていて助けられました。その後の関係づくりは自分次第。何度も足を運んでお客さまのことを理解するように努め、見積もりを出し直したりして積極的に関わりを持ちました。時間はかかりましたが、契約をいただけたときは、自分自身を認めてもらえたようで本当にうれしかったですね。
今はまだ目の前にあることに取り組むのに一生懸命。今後は、1人でもっと多くの案件をまとめられるようになりたいと思っています。